散歩男と朝焼け

朝方に散歩をしていると、朝焼けに出会えることがある。今までは、夕焼けを観ることが多かった。
朝焼けは、夕焼けと同じだ。ただ、焼けが方向が違うだけ反対の方角になるだけ。

朝焼けは、始まりを意味するし、夕焼けは終を意味する。

人気があるのは夕焼けの方で、朝焼けを見に行くのは、正月だけという人が多い。民主主義国家においては、多数決の原理が働き人数の多い方へ行くことが正解であることが多い。少数派意見も尊重されにもかかわらず。僕は、その少数の側に存在しているということでもある。

朝焼けを眺めるということは、この国において少数派である証拠なのかもしれない。