朝の散歩男 腰痛編

 


 今日は須磨浦公園まで行った。
今朝は、月曜日の朝の8時と言う、いかにも社会的な朝の風景が僕の眼に映った。
学校に通う,保育園児、幼稚園児、小学生、高校生、それにつきそう母親、横断歩道には、担当を任せれた地域住民がいた。とても慌ただしい、バタバタとした朝だ。それぞれの会話は、昨日のお休みに何処に行ったか、とか何をして過ごしたとかが話題の中心だろう。

 初夏に向かう季節は、どうも太陽の光が、眩しいく眼になじまない。

空には、一筋の雲が、ずっと長くそして,広く広がっている。それを眺めながら歩いているとその雲の上を歩いているような気分になった。とても、広くて白くてゴミ一つない、そして、誰もいない。

何処までも歩いていきたいと思うその道。何処へつながっているのだろう。

その道を歩けば、織姫や彦星に出会えそうな気がした。

散歩を終えて、いつものスーパーのベンチに腰掛ける。今日はいつもより長く歩いたので朝の8時にも関わらず、スーパは開店している。そこに座って軽くクールダウンのストレッチをしていると、ふと靴を脱いで裏を見たくなった。左右のバランスを確かめるためだ。靴の減り具合を確かめるとかかとに関してはほぼ均等、前側は、右側がよく減っている。右利きだし昔からそうだ。しかし、腰のヘルニアによって、右側に頼りすぎているな、といつも感じている。体が歪んでいるのだ。

僕が歩く理由は、そこにある。歩くことで自然と体が矯正されて治ると聞いて実践しているのだ。