自分への叱咤激励自問自答 小説
なはは
どうせなら 1番目指してがんばるべきだなんて 考えておいて結局駄目だったじゃないか?
笑わせてくれるじゃないか。
上を向いて歩こうじゃないか。人々は笑うだろうね。
「どうせ また無理だよ。」
「また 馬鹿がやってるよ。」ってね。影で笑っているよ。
それでもいいのかい?
「嫌です。だからやりません。」
いやいや そこで「それでもがんばります。」って言うんだよ。
と白髪まじりの30歳前後の男性が横から口をはさんできた。
誰だと思って振り返るとなんと、僕とよく似た男性だった。