2010-06-27 散歩男と黒猫 短編小説 散歩男が夕方に散歩をしていると黒猫さんに出会いました。黒猫さんは、人見知りをしません。たいていの猫さんは、近寄ると逃げてしまいます。黒猫さんは、自然界で生きていけないのです。仕方なく人間の近くにいるのでしょう。「写真に取られるのも仕事のうち、仕方がないなぁ。」と言わんばかりの態度。散歩男からすると近くで猫さんを撮影できてうれしい気持ちです。