2010-06-24 散歩男とカップル 短編小説 夕焼け時に、散歩をしているとカップルをよく見かける。とても絵になる。なんせ夕日をバックに二人きりで愛を語り合っているわけなのだから。僕は、それを横目にオナラをかます。ちょうど前を通った辺りでオナラをかます。独身男性のせめてもの楽しみである。もちろん、カップルは、前で屁をかませれた事なんて知る由もない。カップルに夕日が似合うように、独身男性には屁がよく似合うのかも知れない。