夜の散歩男 プチ小説

最近 夜 特に夜中に散歩をしている。男だからできる散歩だ。
これを「夜の散歩男」と呼ぶことにした。

夜の散歩男は、いつもボーッとしている。

傍から見ると ただ歩いているだけだ。でも、夜の散歩男は、色々と考え事をしている。
小難しいことや楽しいこと 過去自分に起こった出来事や恋愛。

そして、夜中の2時に道路でニヤニヤしていたりするわけで、これを他人に見られたら明らかにおかしな人だ。なぜ ニヤニヤしているのか? 面白いことを考えていたりするわけだ。
たまに、人から言われる、「なんで笑ってるの?」 ってね。 顔がゆるいんです。

歩くと 足の裏のツボから頭が働くようになるそうだけど、その働き方がどうも違うらしい。
もう少し将来の事とか、仕事の事とか まともな事が考えればいいんだけど、どうも違うんだ。

やれやれ。