僕が横浜へ来たわけ

僕が横浜へ来たのには理由がある。


「そうだ。京都へ行こう!」 的理由ではない。

もっとシリアスで、ナーバスで人には触れられない場所から逃れるためだ。

逃げてきたのだ。 

しかし、風水にも出ているが、僕のようなタイプは、何気にこのような行動を取ることが、結果的に、いつもいつも良い結果を招いて来ている。


自分でも意識的に旅行をするようにしている。


けど、ここ何年かそんなことはすっかり忘れていた。

家族に変化がありすぎたのだ。

詳しくは書かないけど、良いことも悪いことも僕の頭上に降りかかってきた。

それは、僕がそれまでに想像することができないくらいに、膨大でとても当初の僕には背負いきれない重圧だった。

体調も悪くしたし、髪の毛も白髪が目立つようになった。


事態は、凶変してしまった。現在その岐路に立たされている。




もちろん進まなければならない。

いや進みたくないな。 進めナマケモノ