僕にとっての夏目漱石・About Souseki Natume

僕が初めて夏目漱石に出会ったのは、高校3年生の時だった。
受験勉強の問題文に、よく出ていた。中でも僕の心を打った作品は、「私の個人主義」。

夏目漱石は、問題文によく出ていた。国語の勉強は、僕にとって娯楽だった。
受験勉強と言うよりも娯楽だった。思想にふけるのが、好きだった。彼の作品を読むことによって、様々な場所へ行ける。四国だったり、海外だったりする。

明治時代の文豪として彼は、有名だ。その時代背景と照らし合わせると更に面白い。
時代背景が、現在と似ている言う点で、昨今でも話題になることが多い。

この私の個人主義という作品を僕は、大学生活の中で探し求めていた。なかなか見つからなかった。
でも、ある本屋さんのコンピューターの検索でヒットした。なんと、全集の中に含まれていたのだ。
文庫本を探していたから、見つからないわけだ。それにしても現在のコンピューターによって管理されている本たちは幸せだろう。それまでの僕の苦労はなんだったんだ。と言わざるを得ない。

私の個人主義 (講談社学術文庫 271)
夏目 漱石
講談社
売り上げランキング: 6436
おすすめ度の平均: 5.0
5 思想の冒険家・夏目漱石
5 義務と自由と個人主義
5 基本的な社会の仕組みを鋭い洞察で適格に分析し、問題の所在を明らかにし、我々が生きる道の基本原則を提示する人生の指南書
5 700円でこんな面白いものくれるの?
5 現代人にとっても、価値ある一冊


夏目漱石全集 全10巻セット

筑摩書房
売り上げランキング: 113775