ディスクロージャーと地方分権

 民間企業の方は、決算発表という形で、その営業活動を、3カ月おきに発表しメディアにも大きくでる。株主資本主義を推し進めるには、必要な制度だ。なんせ株式という形で、お金を出資しているわけで、その中身がイカサマでは誰も納得しない。  

 行政の方はどうなんだろう? 
これから地方分権地方自治という流れになるそうだが、未だに不正発覚のニュースが、毎日のようにアナウンスされている。このような地方行政に権力を与えるとヒドイ仕打ちを受けるのは、無論私たち納税者ではないだろうか。
ただ単純に地方へ権力を落とすだけならば、地方行政で働く人たちも新たに作り出さなければならないのではないだろうか? 
 過去の古い体質のままの地方公務員が、権力を持つのは不合理で、民主主義とはいえない。1番困っているのは、地方公務員かもしれない。彼らはそんなつもりで、地方公務員になったわけではないだろうし、そんな準備もしてきていないので、対応しきれない、もしくはそんな急に人間変われるものでもないと思う。 
 
 地方分権は、現状の地方公務員とは分けた、人選が必要だと思う。